ヒーリング(=直訳は 治療・「癒やす」)は、物考え方、思考手順などで催眠術に掛り難い人、催眠術を
基本的に信じていない人、信じにくい人、或いは、何らかの理由で、意識するしないにかかわらず、懸かりたくないと思われている人に、催眠術(=催眠心理療法)を意識させる事なく、「心の疲れ」「心の傷」「心の病」を癒やし、治癒し、又「自己啓発」「自己改善」をします。
遡ること百数十年前に催眠術を精神的疾患を治癒する為に一つの治療技法として、研究をし、数多くの
著書を残し、今日の催眠療法(=催眠心理療法)の先駆者に、アメリカに高名な方が居られます。その方は精神科の医者で、催眠術(=臨床催眠)を精神治療に応用し、学術的に検証し、実証しました。先生は催眠術を患者に意識させることなく使い、改善し、治癒しました。
先生の治療法の教えの最大の特色は、この症状にはこの方法とは教えていません。クライアントの自助
能力等を信じ、それぞれに適したその時の方法を施し、病名等は付けず、クライアント各々環境も違い、各々の原因が似ていても、出てくる症状も違い、又その反対に、症状は似ていても原因が違うと言う考え方で、クライアントに初めて接した時に、開発発明的に施術しました。クライアント各々に対する施術方法は、先入観(=治療方法、当てはめるべき病名等)を持たずに、問題に合わせる治療、施術しました。
教えは、全てクライアントの願い事(=改善、治癒)に対する、施術事実だけを語り、教えました。当時の
主流のフロイト的精神分析医とは、かなり違う精神科医だったのです。
今日、一般的に催眠術と認識されているショー的な催眠術とかは、見た目にも他の人が認識出来る催眠術です。しかし催眠術という呼び方ではありませんでしたが、今日の催眠術と同種同類は昔から有りました。、例えば突飛な例えですが、昔、忍者が敵に、幻聴を聞かせ、、幻覚を見させる等はその類です。今
も催眠術の類は、私たちの日常生活においても常に係わって生活しています。テレビのコマーシャル、看板、折り込み広告等も表現の仕方に依っては潜在意識に働き掛ける広義の催眠術の一部一種なのです。
催眠心理療法師の言葉と少しの身振りで、精神的疾患を、今日認識されている催眠術を施術する事で改善、治癒するのが催眠心理療法で、その催眠術を催眠心理療法師とクライアントとの面談、会話の中で、クライアントに認識させること無く、催眠術を施術して改善、治癒するのがヒーリングなのです。
弊所では、ヒーリング(=治癒・「癒やす」)とは、精神的疾患を治癒する為の催眠心理療法の究極の施術法と考えています。